エヌエスケーエコーマーク 新規事業 ブランディング支援

新事業をブランディング
自社の価値を言語化・視覚化し
社内からブランド理解を高める

スポーツユニフォームの加工、企画、デザイン、生産を行う株式会社エヌエスケーエコーマーク様による新規事業のブランディング支援を行いました。社内のインナーブランディングからBtoB向け商品の言語開発、ロゴデザイン開発からロゴ使用時のルール策定を行いブランドの統一性を強化しています。

①プロジェクトの背景

自社新規事業「館内着kannaigi」の運営を社内で行なってきたが、スタッフの体制や売上の伸び、今後の展開など社内だけで進めてきたことに限界を感じているとのご相談でした。「スポーツユニフォームに特化した加工技術を持つ会社」という企業らしさの抽出と核の設定、同時にスタッフの士気をあげるインナーブランディングの必要性の提案からスタートしました。

②アプローチ

1.ヒアリング、リサーチ

まず「館内着」を「館」という場所に限定せず「リラックスウエア」と捉え直しました。ターゲットの「館」、エンドユーザー、ニーズ、競合他社、他業界の傾向についてなどリサーチを幅広く行うことで商品の展開先の可能性を広げました。


2.ビジョン共有

ブランド開発を”自分ごと”と認識し取り組む必要があるため、スタッフの方同士が話し合う場を設定。
ワークの回数を重ね「リラックス」の掘り下げやキーワード、ビジョンを共有。チーム内の意識を見える形にしました。


3.言語開発

リサーチやワークを通して「スポーツ」「ONとOFF(の切り替え)」「リラックス」などのキーワードが浮かび上がってきました。それをもとにビジョンやブランドステートメントやストーリーを言語化。商品の定義を整理しタグラインとの組み合わせによりブランド名を提案、決定しました。


4.ロゴ制作

ブランド名と並行してロゴを制作
スポーツらしさと解放感を伝える形を再提案、ブラッシュアップしていきました。
ブランドとしての一貫性を保つため、ロゴマニュアルを作成しました。

③プロジェクトのポイント

・「館内着」をリラックスウェアと捉え直すことで使用イメージが増し、市場におけるブランドの存在に広がりが出ました。
・チーム全体でビジョンを共有し、事業へ取り組む体制の見直しと自身の担うパートが明確になる環境づくりをアドバイスしました。
・フラッグシップ商品としてブランド認知を高めることを目的としたブランド名の提案、会社の強みの「スポーツ」と商品が提供する「リラックス」を両立したブランドの指針となるロゴデザインを提供しました。

Credit

  • CL:株式会社エヌエスケーエコーマーク
  • BRANDING:Terumi Hara,Mariko mori
  • ART DIRECTION:Terumi Hara
  • LOGO DESIGN : Midori Noro
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