ARKHILLS KIDS COMMUNITY BASE VI
CL.株式会社森ビル
みんながぼんやりと思い描いているイメージをかたちにすることで、
曖昧だったビジョンまでもがはっきりと見えてくる。
企業やブランドを世の中にアピールするための
ロゴマーク(シンボルマーク、ロゴタイプ)は、
一方でそこに携わる人々の気持ちや考えをひとつにする
“旗じるし”でもあります。
ミルがCIを担当した「ARKHILLS KIDS COMMUNITY BASE」は、
森ビルとNPO法人CANVASが東京・赤坂アークヒルズを舞台に運営する
地域の子どもたちを対象としたものづくりのワークショップ。
その活動は親同士の交流、コミュニティーの活性化までを見すえた
大きな広がりを持つものです。
「完成されたものではなく、変化を許容してくれるものを」。
そんな要望を受けてわたしたちが作ったのが
このロゴマークとイラストです。
デザインのモチーフとなったのは“切り絵”。
一枚の紙が切る人の性格やその時の気分で幾通りにも変わる自由さと、
「紙」という素材が持つアナログの質感が、
都会の真ん中で行われるワークショップを
人のぬくもりが通い合う場として表現しています。